Boston Sports観戦日記

Boston Redsoxを中心にしたスポーツ観戦日記です。

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Redsox、ALCS進出決定!

ALDS BOS-LAA第三戦、Fenway Park、Boston。

Redsoxがシリーズスコア2-0と王手を掛けて臨んだ試合は延長10回に突入した。
Soxは同点の場面で3連投のMatersonからクローザーPapelbonにスイッチ。Kendrick、Aybar、Figginsと3者凡退に抑え裏の攻撃に託すと、走者を溜めて二死満塁とサヨナラのチャンスを作る。

打席に立つのは新人Lowrie。男を上げる絶好のチャンス。しかしライトフライに倒れ無念の凡退。チームは12回表に勝ち越され、敗れた。Beckeetが先発した総力戦だっただけに痛い敗戦だった。

そしてその日のうちに始まった第四戦。この試合も緊迫した屈指の好ゲームとなった。
Soxは負ければシリーズスコア2-2とタイにされてしまうばかりか、最終第5戦を6時間の飛行時間の彼方であるロサンゼルス、しかもアウェイで戦う必要がある。

試合後即移動となる為、旅支度をして臨む訳だがこの試合でなんとしても決めたいところだ。

先発は最早エースのLester。5回に2点を貰い、7回まで2BB、4H、無失点という素晴らしい投球を見せる。プレイオフに入り安定感が増している感じだ。去年のBeckettのような凄まじい破壊力は感じないが、どんなピンチにも淡々と粘りの投球を続ける精神力を持っている。何度となくあるピンチを交わしながら7回を投げ切った。そして8回表には岡島が登板。あっさりと2死を取り、残りアウト5つ。

試合は静かにあっさりと終わるのかと思われた。
しかしここから試合はもつれ、波乱万丈の2イニングを迎えることになる。

岡島は3番Teixeiraに低めを投げるが2-0とされ、カウントを取りに行った外角のストレートが痛恨のボール判定となり、勝負できず投げた低めの変化球も見逃されてストレートの四球、一死一塁となる。迎えるは哺乳類離れした男、Guerroro。

ここでFrancona監督が動く。投手交代、それも投球練習していたDelcarmenではなく、4連投となるMastersonを投入した。あっさり0-2と追い込んだものの、そこから4つボールが続き四球。悪球打ちで鳴らした彼にしては静かな感じだったが、結果的には二死一二塁と一打同点の場面になってしまう。

5番Hunter。ここも0-2と追い込むがここでなんとサインミス、変化球のサインで直球を投げてしまう。スピードがあるだけにキャッチャーVaritekも触ることすら出来ずパスボール、二死二三塁。
動揺が隠せないMasterson、2-2としたところでライト前に運ばれてしまう。LAA 2-2 BOS。
土壇場で同点に追いつかれてしまった。

やはりこのシリーズは総力戦だ。そう簡単には勝たせてくれない。
Delcarmenがスタンバイしているため、ここで交代かと思われた。
しかしRedsoxはMasterson続投を選択する。
Farrel投手コーチがマウンドに行き、精神的に落ち着かせようとしている。
この大舞台をも教育に使おうというのか。この投手に賭けていることが伝わる場面だった。
Mastersonはなんとかこの回同点止まりでマウンドを降りる。

しかし8回裏のRedsoxは3者凡退。やはり先ほどのパスボールで流れが行ってしまっているのか。
厳しい情勢で最終回に突入。

9回表、なんとMastersonが続投する。スタミナは大丈夫なのだろうか。LAAはここで動いて来る。Riveraに替わってMorales。これが当たり、Green Monster直撃の2塁打を打たれてしまう。すかさず代走にWillitsを投入、さらにKendrickにバントを決められ一死三塁。細かい戦術を次々に決めて来る。
この細かさがレギュラーシーズン100勝を上げる隙の無さなのだろう。

一死三塁、いろいろなケースで点が、勝ち越しの1点が入りそうな展開。
ここまでLAAの攻撃も一本が出ていない。この1点が勝負と見ているのだろう。

ここでFranconaも動く。満を持してMantersonから地元出身のDelcarmenにスイッチ。
三振か内野ポップアップしか許されない厳しい状況で彼の速球に全てを託す。

対するはAybar。前の試合で決勝点を打ったバッターである。
初球、内角高め厳しいコースにストレート、体を起させようとする。ボール。
二球目、もう一球同じコース、速い。しかしボール。0-2。

三球目、さらにインコース、Aybarバントの構え、スクイズだ!しかし空振り!Varitekは捕球して三塁にダッシュ、走者のWillitsに迫る、三塁に戻るところをダイビング、膝から滑りながらタッチ!倒れてボールがこぼれるがこれは完全捕球の後でアウト!一死三塁が二死走者なしになった。このプレイは大きい。モーメンタムをぐっと引き寄せるプレイだ。その後Aybarは引っ掛けて一塁ゴロ、絶対絶命と思われたピンチを無失点で切り抜けた。


9回裏、引き寄せた勢いをものに出来るか。
投手はShields、彼もリーグ屈指の好投手だ。
先頭はJD、しかし外角低め一杯の素晴らしいコースに決まりあっけなく見逃し三振、一死。

続くBay、打って打球は一塁後方、ライトファウルグランドにドライブしながら巻いていく打球、先ほど三塁でアウトになった俊足のWillitsがダイビングキャッチに行くが届かない、90%の観客の両手が上がるなかに吸い込まれて行くボール、沸き返るスタンド、グランドルールダブル、一死二塁!

さあサヨナラのランナーがスコアリングポジションに進んだ。
ここは一塁が空いているが打線は中位、難しい場面ではある。

打者はKotsay、勝負に行くか。Kotsayは物凄く気合が入った表情をしている。
初球、カーブ、打ったジャストミート、引っ張った!しかしTeixeira横っ飛び、うわ取った!
これは敵ながら素晴らしいプレイ。惜しかった。しかし二死二塁、まだ分からない。

迎えるは昨夜悔しい思いをしたLowrie。

初球、ほぼ先ほどの同じようなカーブ、打った、痛烈! 二塁手Kendrickのグラブを掠めて打球はライトへ転がっていく、サードコーチが腕を回す、Bayは三塁を蹴った、Willitsバックホーム体勢、Bay走る、次打者のTekが両手を上下に振ってスライディングを指示、ボールが帰ってくる、Bay手を伸ばしてヘッドスライディング、タッチは・・・セーフ!サヨナラ!

BayがTekと抱き合い、ベンチからは殊勲のLowrie目指して選手が一斉に飛び出して行く!
LAA 2-3 BOS、Walk OffでALDS突破、2年連続ALCSへの進出決定!
Dirty Waterが流れ出す。みんなが笑顔で抱き合い握手を交わしていく。
そしてお待ちかねの今シーズン2回目のシャンパンファイトだ!

素晴らしいゲームだった。何度見てもゲームの緊張から勝利を決めた後の選手の表情は良い物だ。
LAAは緻密な野球をして勝って来たチームだったが、最後の最後でミスが出てしまった。
あのボールを空振りしてしまうところが野球の、プレイオフの、Fenwayの怖さであり面白さでもあると思う。

これでレギュラーシーズンやられっぱなしだったLAAに雪辱することが出来た。
今度はやられたもう一方のチーム、Raysとの最終決着である。
これに勝つと、もしかしてFenwayで再びあの男が見られるのかも。
Go Sox!
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  1. 2008/10/07(火) 08:34:34|
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